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長門 長月

【長月SS・艦これ】長門「単装砲が抜けなくなってしまった」

2017/01/08

くさそう

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1444300620
長月「長月、遠征の報告に参りました」ビシッ
長門「うむ。話せ」
長月「本艦長月旗艦の元、東京急行は無事大成功。弾薬、鋼材共に運搬完了しました」
長門「ご苦労であった。下がっていい」
長月「はっ」ビシッ
長門「いや待て」
長月「え?」
長門「長月。お前は今レベルはどれほどだ」
長月「ちょうど70だ……です」
長門「ふむ……実は大本営から新しく駆逐艦の改二の話が来ていてな」
長月「は、はい…」
長門「長月、遠征で今まで鎮守府に多大な貢献をしてきた貴艦を推薦したいと思っている」
長月「ほ、本当か!?……ですか」
長門「ああ。上手くいけば前線の華として活躍できるかもしれんぞ」
長月「最前線……戦の華……///」
長門「だがな……一つだけ問題があってな。いや、これは長月には酷かもしれん」
長月「な、なんだ!!言ってくれ!私に出来る事ならそれこそ何でも!!」
長門「フフフ……口調が戻っているぞ?」

長月「あ……うう……」
長門「ははは、口調はそのままで良い。だがなぁ……」
長月「私だって最前線で手柄を立てたいんだ!綾波や吹雪だって改二になってから戦果上げ続けてるし……睦月姉や如月姉だって改二だ!!」
長門「そうか……実はな。改二の実装に当たっては、対象艦娘の軍歴や身体能力は勿論、軍に対する忠誠心が問題になってくるんだ」
長月「確かに私は睦月型で能力値は高くないが……それでも忠誠心は誰にも負けない!」
長門「私よりもか?」
長月「ああ!!!」

長門「そうか……なら話は早い」スルスルスル
長月「!?な、なんで急に服を」

長門「改二になりたいのであれば海軍の顔でもあるこの長門を満足させてみろ」スッポンポン
長月「ま、待ってくれ!?忠誠心とか身体能力とかの話はどうなんだよぉ!?」
長門「なに、そんなの私の口添えでどうにでもなる。さぁ、早く服を脱ぐんだ!!!」ガッ
長月「や、やめろぉ!やめてくれぇ!」ビリビリッ
長門「ほほぉ~これが睦月型の肌か。赤子の様にモチモチしてるな」ツンツン
長月「い、いいよ長門さん……私やっぱり改二はいい……一生ヒラでいいから」
長門「なぜだ?時雨や夕立のようにはなりたくないのか?」
長月「改二じゃなくたって戦果あげてる人はいる!不知火とか朝潮とか……」

長門「確かにあの二人は優秀だが……それはあいつらだけだ」サワサワ
長月「ひゃぁあッ……やだぁ……」
長門「ほらほら、いつもの威勢はどうした?」
長月「くっ」ジャキ

長門「ああ///涙目で必死に抵抗する駆逐艦……かわいい。だがいいのか?司令部内での艤装展開は重罪だぞ?」
長月「ううッ……」
長門「それでいい……フゥ」
長月「うああ……耳は……ダメだ」

長門「その年で感じるのだな……さて、ここも濡れたか?」
長月「うっ……うっ……うわぁああああああああああ」ペチッペチッ
長門「ハハハ、可愛い手だなお前は。いいぞ、そのまま私の尻を叩いてくれ」

長月「エイッ」ズコォオオ
長門「ガッ!!??」

長月「」バッ
ガチャガチャガチャガチャ
長月「あ、開かない」
長門「ふふふ、無駄だ。ここは内側からも鍵が必要でな。そして鍵は私が持っている」ジャラジャラ
長月「うぇえええええ誰かぁああ!!!睦月姉ぇーー!!如月姉ぇーー!!助けてぇえ!!ここ開けてぇええ」
………

……


不知火「最近よくこの4人一緒になりますね」
時雨「キス島撤退作戦で相性良かったからかな」
朝潮「この後皆さんお昼どうします?」
夕立「夕立は~今日はお蕎麦の気分~♪」

時雨「昨日もお蕎麦食べてなかった?」
夕立「今のお蕎麦の匂い好き!」
不知火「確か今週から出汁を変えたとか間宮さんが」
朝潮「もうあったかいお蕎麦の時期ですね~」

タスケテェエエエエエエエエエエエエエ
夕立「ぽい?」
時雨「どうしたの?」
夕立「誰か助けを呼んでるっぽい!!」ダッ
時雨「ちょっと!!待ってよ!!」ダッ

不知火「鼻が良いだけでなく耳も良いようですね」ダッ
朝潮「ワンちゃんじゃないんだから……」ダッ
………

……

長門「んんん~~~~~~~」スンスン
長月「ひぃいい!!髪の匂いを嗅ぐなぁ!!」ゲシゲシ
長門「これが遠征でしばらく身体を洗っていない駆逐艦の匂い」
長月(も、もうこうなったら……あ、あれ?)

長門「どうした長月。うっかり何か忘れものでもした顔だな」
長月(なぜだ!?単装砲がない……さっきまで持ってた筈が)
長門「ひょっとして私の尻に刺さっているコイツの事か?」プラーンプラーン
長月「わ、私の単装砲!!返してくれ!!」ババッ

長門「嫌々言ってる割にはどうして、エクサイティングじゃないか長月よ」
長月「くっ……うぐぐぐ……取れない」
長門「ふふふ、私の肛門を甘く見たな。こんなもの、かつて米国で受けた水爆に比べればなんてことはない!!」ドンッ
長門「さぁ、そろそろ本番と行こうじゃないか」ボロン

長月「ヒッ」
長門「明石特性、対タ級用の特大バイブ、その名も【ロストシップ】だ!!」ヴィイイイイイイイイン
長月「も、もうダメだ……」
夕立「誰かーいるっぽいー?」
………

……

朝潮「いるに決まってるじゃないですか!ここ秘書官室ですよ!?」
不知火「しかしある意味、隠れて事に及ぶには都合のいい場所です」
時雨「えーっと今日の秘書官って確か」
長月『うわぁああああああん!!!おねぇちゃーーん!!』

時雨「この声って長月!!??」
朝潮「長月さん!!どうしたの!!!」
長月『いやあああいやぁああああ!!』
夕立「ふんッ」ガンッ

朝潮「夕立さん!!??」
不知火「せいッ」ガンガンッ
時雨「ここ秘書官室だよ!?蹴破ったりしたら……」
不知火「緊急事態です。責任は私が取ります」

時雨「……仕方ないか」
朝潮「4人で一斉に行きましょう。せーのッ」
ガンッ!!!!!
………

……

バッターンッ
長門「あ……」
長月「うう……うぅ……うわぁあああああ!!」ダキッ
時雨「長月!大丈夫!?」
長月「じいぃいいぐれぇえええええええええええ!!!ごめんよぉおお!もう改二にしてくれなんて言わないからぁああ!一生遠征組でいいからぁああああ!!!だから助けてぇえええ!!!」

タッタッタッタ
吹雪「どうしたの!?」
睦月「なんの騒ぎかにゃ?ってうぇええええ!!?長月ちゃん!?」
吹雪「なんで裸ぁ!?」
長月「おねぇええぢゃあああああああん」ダキッ

朝潮「……睦月さん。長月さんをシャワー室へ連れてってあげて」
睦月「う、うん!」
吹雪「長月ちゃん、ほら、私のパーカー貸してあげるから」
長月「グスン……うぅ……」
トボトボトボトボ

不知火「さて、これはどういう事ですか長門秘書官?」
長門「そう睨むな不知火。これはあれだ!室内格闘訓練だ。接近戦の得意でない長月を個人的に鍛えてあげてたのだ!」
夕立「なにそれ?意味わかんないっぽい」
時雨「その手に持ってるでっかいコケシと尻に刺さってる単装砲は?」

不知火「長月の尋常じゃない様子と裸の秘書官のそのナリを見れば何があったかなんて想像つきますが……」
朝潮「仮にも戦艦長門が!! こんな事して恥ずかしくないんですか!!??」
時雨「失望どころか、情けなさ過ぎて涙も出ないよ」
長門「ち、違う!誤解だ!それよりも貴様ら!秘書官室の扉を勝手に……」

不知火「秘書官室ですか?さぁ知りませんね。ここはお仕置き部屋ですよ秘書官」
朝潮「」
夕立「」
時雨「」
長門「な、なんだ貴様達!私を半円状に囲んで……まるで臨戦態勢ではないか!!」

夕立「長月はあんな状態だし、私達が代わりに相手になるっぽい」
時雨「言っておくと僕達4人掛かりで行くつもりだから」
朝潮「本気でやらないと死にますよ?」
長門「朝潮まで!!い、言わせておけば……いいだろう!殴り合いで戦艦に勝てると思うな!!」ビュッ

朝潮(早い……)ササッ
長門「うっ」ユラッ
バタンッ
夕立「カウンター!!」ゲシッ
長門「ぐ、ぐわぁあああああああああ」

長門(ダメだ。身体のバランスが重りでズレてしまうからコケてしまう……しかも12センチ単装砲の砲身がケツの中でワッショイしてて……僅かな衝撃でも大腸が切れそうだ!!??)
不知火「単装砲、抜かなくていいんですか」
長門「う、うるさい!この痛み!この気持ち!貴様らにわかるか!」
時雨「その気持ちは墓場まで持ってって欲しいかな」

朝潮「憧れだったのに!駆逐艦みんなの憧れだったのに!」
不知火「まぁ……長月としても事が公になるのは不本意でしょうから。この場で貴方を始末して何事も無かった事にしたほうが平和の為でしょう」
夕立「お尻にハンデつけてこの4人相手はキツイっぽい?」
長門「うぐぐ……」

不知火「長月さん……私、彼女は口と勢いだけかと思っていたのですが。中々面白い戦術使いますね」
不知火「これなら駆逐艦でも戦艦を食えそうです……覚悟してくださいね」
長門「くそっ ここは撤退だ!!」ダダダダダダダダ
ガッシャーーーーーーーーン

朝潮「窓から!!??ここ三階なのに!!??」
不知火「低速艦にしては逃げ足が速いですね」
………

……

~鎮守府トイレ~
長門「うおおおおおおお!!このままではマズい!私の命もケツもやばい!!」
長門「なんとかして抜かねば!!ふんっふんっ!!」
長門「ああああああああああああ!!痔になるぅううううう!!」
長門「一人の力ではダメか……やはり誰かに……」
朝潮「見つけましたよ!肉迫します!!」
長門「うわわわわわぁあああああああああああ」
………

……

~長門型の部屋~
陸奥「~♪」
長門「むつぅううううううううううううううううううううううう!!!!!」
陸奥「ひゃああああ!!??な、なに!?」
長門「お願いだぁああ!!陸奥、これをとってくれぇええ!!」

陸奥「うわぁああ!!なにこれ!?なんで単装砲!?」
長門「いいから早く!!」
陸奥「んもう……もう!なんでこんなの私が……」
陸奥「フンッ……ん~~~~~~~~~~」

長門「あ”あ”あ”あ”あ”ぁ!!ケツが!!ケツが生まれるぅう!!!」
陸奥「力入れちゃダメだってばこの肛門ゴリラ!!」
長門「だ、ダメなんだ力入れないと……緩めると」
プゥ~~~~~~~~~~ ブッ

長門「ほら……」
陸奥「わっぷ……臭ァ!!ちょっとぉ!!」
陸奥「あ、第三砲塔に……」

ドッガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン

長門「……ゲホッ」
不知火「見つけましたよ」
長門「うおぉおおおおああああああああ!!!」
………

……

~扶桑型の部屋~
扶桑「う~ん。難しいわね~トランプタワーって」
山城「姉さま!見て下さい!ついに12段目完成です!」
扶桑「山城すごい!あぁ…貴方って私より器用な子なのですね」
山城「姉さま///」

長門「ふそぉおおおおおおおおおお!!!」バタンッ
扶桑「きゃっ」
バサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサバサ
山城「……改二になっても不幸だわ」

長門「頼む扶桑姉妹!この単装砲を抜いてくれぇええ!!」
山城「なんですかいきなりあなた!!他人の部屋に勝手に入らないで下さる!?」
扶桑「そ、そのお尻に刺さってるのは一体」
長門「実はかくかくしかじかで」

山城「はぁ!?長月と遊んでいたら間違って尻に刺さったぁ!?いい年して何してんのあんた」
扶桑「まぁまぁ山城。長門さんも困り果てて恥を偲んでここへ来たんでしょうから」
長門「うぅ……扶桑ぉ」
扶桑「ところで長門さん」ズイッ
長門「な、なんだ?」
扶桑「おそらくまだ話してない事があるんじゃありません?本当に長月さんと遊んでただけですか?」
長門「う…な、なんの事だ!隠し立てなどしていない!」
扶桑「……私達姉妹を舐めないでくださいね?嘘か本当かくらい目を見ればわかりますよ」
長門(グッ……そういえばこいつらスリガオ海峡へ突撃した命知らずだったぁ……)

扶桑「話せないのなら手助けいたしかねます」
長門「ぬ、ぬぅうううううううう!!!」ジンジン
時雨「扶桑、山城、入るよ」ギー
長門「あ”」
時雨「……残念だったね」ジャキ

長門「とぅ!!」ガッシャーーーーーン
山城「ああああああああああああああああ!!! お姉さまと買い替えたカーテンと窓がぁあああああ!!! 出ていけぇえ!!この筋肉馬鹿ぁああああ!!!」
時雨「怪我はない??二人とも」
扶桑「大丈夫よ時雨」
山城「もう散々よぉお」
時雨「……」
………

……

~食堂~
赤城「この時期ってごはんが美味しくて沢山食べちゃうのよね~」
加賀「貴方一年中食欲旺盛でしょう」
飛龍「といっても私達の食欲も大して変わらないけどね~」
蒼龍「それだけなら私達はまだいいよ。装甲空母の二人とかめっちゃ大変じゃないですか。装甲の重量の分鍛えないといけないし」

大鳳「いえ、私は慣れてますしそこまで大変では」
翔鶴「私はまだ慣れてなくて。なんだか右腕の筋肉が付きすぎちゃったみたい」
瑞鶴「翔鶴姉はちょっと太り気味だったからちょうどいいじゃない」
翔鶴「こらぁ~瑞鶴ぅ~!」

加賀「やはり五航戦はまだまだね。普段から節制して鍛えないから改造受けても対応できないのよ」
瑞鶴「なにを~~~~~」
加賀「次はいよいよ私かしらね?装甲空母加賀……ふふ、いい響きね」
長門「そんなお前らに!!!腹ごなしの運動だ!!!」

翔鶴「」ブゥウウウウウウウウウウウ
瑞鶴「な!?長門さん!?」
加賀「なんですかその恰好は……」
大鳳「お、お尻が大変な事に!?」

長門「おお、大鳳か!他の正規空母もいてちょうどよかった!この私の尻に仇なすモノを抜いてくれ!」ビチャビチャ
蒼龍「きゃぁああああお尻から血が出てるぅううう!!」
飛龍「ちょ、量が洒落になってない……」
長門「さぁ!!さぁ早く!!」グイグイ

瑞鶴「ぎゃぁああああああご飯時にケツを押し付けないでぇえええええええ」
長門「誰でもいいから早く!このままでは貧血で倒れてしまう!」
瑞鶴「わ、私はちょっと……そ、そうだ!装甲空母の翔鶴姉なら!」
翔鶴「ちょっと!!??」

長門「頼む翔鶴!!」
翔鶴「わ、私はまだその……腕力が。大鳳さんどうぞ!!!」
大鳳「なんでですかぁ!!酷いですよ翔鶴先輩!あ、加賀さんはどうですか!」
加賀「な、なぜ私を……」

瑞鶴「そうよ!普段鍛えてるがどーのこーの言ってたじゃないの!!艦娘魂見せてもらうから!!」
加賀「うぅ……」チラッ
飛龍(ひぃいいいいいいこっち見ないで下さいよぉおおおおお)
蒼龍(せっかく気配消してたのにぃいいいい)

飛龍(あ、そうだ赤城先輩は!?)
一口メモ『先に部屋に戻ってます』by赤城
蒼龍「逃げたぁああああああああああ」
長門「さぁ!頼む加賀!!同じ秘書官の仲だろう!!」
加賀「う…うううう……」
(*)「やぁ」
加賀「いやぁあああ!!!」
加賀「ああああああぁぁぁぁ!!!!!」ガシッ
加賀「海軍仕込みケツバットぉおおおおおお!!!!」
翔鶴「わぁあ!!私の装甲甲板をバットにしないでぇええええええ!!」
バッキーーーーーーーーン

長門「アバーーーーーーー!!!!!」
装甲「ポッキリ」
長門「ご、五センチ程度刺さってた筈が根元までめり込んでしまった」
夕立「やっと見つけたっぽい?」ササッ

長門「く、くううう……己ぇえ、外すつもりがハメられたぁああ」
夕立「待つっぽぉおおおおおい!!」
翔鶴「わ……私の……装甲……」

瑞鶴「い、一緒に提督に頼んであげるからさ……装甲また買ってもらお?ね?」
大鳳「しばらく私の装甲貸しますから!!泣かないでくださぁい……」
加賀「」←放心
………

……

~金剛姉妹の部屋~
金剛「それで……ワタシ達の所へ来たデースか?」
長門「くぅう……長月め……ここまでこの長門を貶めるとは」
霧島「話を聞く限り長月さんには一分の非も無いと思いますが」

比叡「お姉さまどうしましょう……」
金剛「うーmm……提督は今どこデースか?」
榛名「今日は南西諸島の補給基地の視察に行かれてます」
長門「頼む、金剛!」

金剛「それは……抜くことは可能デスが、それだけでは多分事態は収まりそうもないデース。寧ろ今ここでナガトの首を手土産にした方が良いような気もシマス」
榛名「そんなぁ!!長門さんは世界のビッグセブンなんですよ!?」
金剛「そうデーーース!!!なんでビッグセブンがアスホールに単装砲刺して暴れまわってるデース!!!!」
霧島「さながら泥団子を食べたカオナシの様な暴れっぷりですよね」

比叡「……抜いてあげましょうお姉さま」
金剛「oh……比叡」
比叡「確かに今回の騒動は長門さんに非が……というか元凶ですけれども、腐っても長門さんはこの鎮守府最大の功労者ですし、最大戦力でもありますし……」
比叡「長門さんの処分については提督の戻られた後日ということで……」

金剛「ウーン……榛名、霧島、どうデスか?」
榛名「比叡姉さまに賛成です……」
霧島「異論ありません」
金剛「ok……皆には私から説得してみるデース」

長門「こんごう……ひえい……はるな……きりしまぁああああああああ」ビェエエエエエエエ
金剛「まったく~ でっかい子供みたいデース」
比叡「では抜きますね!!せーのっ」
長門「あっ!!!!!!! ちょ!!!! ちょっと待ってくれぇえええ!!!」

(*)っブシャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

長門「あ……あ……」
比叡「」ポタッ ポタッ
比叡「金剛お姉さまは…無事か…な・・・だったら…いい…かな…」バタッ
霧島「比叡姉さま!!!!」

榛名「いや、いや、いやぁあああああああああああ!!!!!!」
金剛「ひ、え……い」
バァンッ
翔鶴「オラぁああああ!!クソ長門ぉおおおおおおお!!!」

瑞鶴「翔鶴姉ぇ待ってぇえええ!!!」
朝潮「落ち着いてください!!兎に角今は入渠を!!」
不知火「く、なんて馬力なの……」
翔鶴「止めんじゃねぇ瑞鶴ぅううう!!!こっちはなぁ!皆で頑張った夏イベでやっと手に入れたカタパルトぉおお!!!てめぇのケツのせいでおじゃんにしたんじゃこらぁあ!!こっち来い長門ぉおお!!勝負じゃごらぁ!」
ドッカーーーン

榛名「こ、金剛姉さま……!?」
金剛「うるせぇぞ手前ら……他人様の部屋で大声あげんじゃねぇデース!!」
翔鶴「んだとこの似非外人がぁああ!!事情も知らねぇ癖によぉ!!」
金剛「それはてめぇだボケぇえ!カタパルトがどうしたぁああ!こっちゃな、たった今大事な妹をクソまみれにされたとこなんだぞゴラァ!!長門はウチラが殺すデーース!!」

翔鶴「ざけんじゃねぇ時代遅れの戦艦がぁ!こっちは今技術最先端の装甲空母様じゃボケがぁ!!長門を寄越せやぁああ!!!」
長門(こ、これは今のうちに逃げねば……)
時雨「もう逃がさないよ」ガチャッ
夕立「悪夢どころか地獄見せるっぽい?」ガチャッ

金剛「やってみろデーース!!」
翔鶴「やんのかゴラァ!!射てまうぞぉお!!!」
金剛「うるッせぇデスバカヤロー!!!おもちゃの弓かゴラァ!!」

翔鶴「あ”あ”あ”あ”!?やってやろうじゃねーーかぁああああ!!!」
金剛「戦争デェエエエエエエエエエエス!!!!!!」
榛名「やめてぇええええええ」
提督「そこまでぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!」

シーン

提督「ったくやっと視察から帰ったと思えば鎮守府が穴だらけじゃねぇか。お前ら留守番も出来ねぇのか!!」
………

……

比叡「ううう……お、お姉さま」
金剛「比叡!!!oh,比叡!!!目が覚めたデースか!!」
比叡「金剛お姉さま……比叡はなぜ眠って……何か凄くヤなことがあったような」
榛名「いいんですよお姉さま!!思い出さなくて!!!」ギュウウウウウウ

霧島(比叡お姉さまがやらなかったら、きっと他の3人が犠牲に……考えたくもないです……)
長月「うぅぅ……」
提督「怖かったな長月……もう大丈夫だからな」
翔鶴「提督……あの……」

提督「大丈夫だ翔鶴。カタパルトなら大本営からの任務をこなせばまた手に入る。だから安心しろ」
翔鶴「提督……!!ごめんなさい……ありがとうございます!!ありがとうございます!」
金剛「えと……」
翔鶴「あ、金剛さん……ごめ」

金剛「ごめんなさいデス……正気じゃなかったとはいえ、仲間の貴方を傷つけマシた……」
翔鶴「そんな!!私の方こそ汚い言葉いっぱい使ってしまいました!!」
金剛「お詫びといってはナンですが……カタパルト任務、私達も協力するネ!」
翔鶴「金剛さぁぁん……」ウルウル

提督「お前たちもよく頑張ってくれたな。おかげで長月は無事だった。他の被害については気にするな」
朝潮・不知火・時雨・夕立「はい!」ビシッ
クイクイ
時雨「ん?」

長月「その…ありがとう……」
朝・不・時・夕(かわいい……)
赤城(あら?何があったのかしら?)モグモグモグ
山城「姉さま……」

扶桑「大丈夫よ……壊れた物は買いなおせばいいじゃない」
提督「扶桑達も大変だったな……金の方は心配するな」
山城「そんな、あんたのお金なんて……」
提督「いらんのか?」
山城「……いただきます」
扶桑「ありがとうございます……提督」

朝潮「でもそんなに出費なんかして大丈夫なんですか?秋イベントももうすぐなのに……」
提督「なーに、心配するな。資金繰りは俺の得意分野だしな」
提督「そしてお前達に言っておくことがある」
艦娘(ゴクリッ)

提督「確かに金は大事だ。資源も大事だ。何よりも軍の勝利は大事だ。それでお前達に苦しい思いをさせる事もこれからきっとある」
提督「……だがな。お前たちの命ほど俺にとっては大事な物はこの世にない」
提督「国がな、お前たちに給料払って食わせてるはな。若い娘のお前たちの時間と命を使わせて貰ってるからだ」

提督「食う物食わせてるのは長く続く戦いに勝って貰うため。金を払うのは戦争が終わった後、お前達それぞれが、自分の未来に使っていくためだ」
提督「それはここにいる全員が同じだ」
提督「お前らが戦う理由は他でもない。国の為でも平和の為でも、ましてや俺の為ではない。自分の未来のために戦え」

提督「艦娘の数は多けれど、心は一つ」
提督「長月の様に、仲間が襲われた時、それは手前が襲われた時と同じと心せよ」
提督「翔鶴と金剛が互いに武器を向けた様に、自分が仲間に銃を向けた時、それは手前に銃を向けた事と同義と心得ろ」
提督「俺達一人一人は。ここにいる全員の未来を背負っている」
提督「この先例え、仲間の死に巡り合ったとしても今の事。ゆめゆめ忘れるな」
一同「……」
提督「……今回の騒動は俺の監督責任だ。だからこの騒動の処理をしたらこの一件を大本営に伝えて提督を辞任する」
一同「!?」
提督「だから俺の小言は今ので最後だ、だかr」
金剛「待ってください!!そんなの嫌です!!私も責任取ります!」
翔鶴「原因は私にもあります!!私も!!」
朝潮「私だって提督に守られてばかりでは嫌です!!」
長月「私がこうなったのだって……私自身が弱かったからだ……」
不知火「提督……」
一同「提督!!!!」
提督「……そんなに責任取りたいのか、お前ら?」
一同「コクリ」
提督「……じゃあ今日は全員メシ抜きだ。今日一日、朝までこの鎮守府全部を掃除しろ!!全部だ!!!勿論俺もだ!」
一同「……はい!!!!」
提督「ははは」
赤城「ウンウン。ヨファッファヨファッファ(うんうん、よかったよかった)」(モグモグ
提督「テメェはいつまで食ってんだこの野郎ぅ!!!!」
不知火(切れた時の金剛さんと翔鶴さんの口調って提督のそれが伝染ったんじゃ……)
………

……

~工廠地下~
長門「ま、待ってくれ提督!!私とお前の仲じゃないか!!解体……解体だけは……!!」
提督「案ずるな。お前を解体した所で今回の損害金額には足りん」
長門「提督……流石私の見込んだ男だ……。そうだな!責任は皆の物だからn」
提督「お前を許すとは言ってねぇよ!?長月や朝潮たちの立つ瀬がねぇじゃねぇか!!」

長門「そ、そうだな優しいんだな提督は!!あっはっはっは!!」
提督「まったく、お前も余計な物作りやがって。なんだこのバイブ……。【ロストシップ】だぁ?あほかお前は!!」
明石「すみません……個人的な性欲処理に使うものとばかり……」
長門「そ、それで!私はどうなるのだ!」

提督「ベテラン提督による初心者提督支援システムってのがあってよ」
長門「あ……ああ」
提督「レベル90に達する艦娘を一人だけ出して、演習にて単艦出撃として向こうの艦隊と戦わせて経験値を与える。多くの経験値を与える代わりにこちらは資源を貰う」
提督「一戦毎に資源それぞれ10貰える。10万稼いで来るまで戻ってくるな、以上」

長門「待て!!そんなの無理だ!!第一秋イベントはどうするんだ!!私がいないと戦力が足らんぞ!!」
提督「じゃあ期限は一ヵ月。それまでに戻らなかったら秋イベお前だけ抜きになるからな!!」
長門「提督!!!!そんなぁああ!!!もうしないからぁあああ!!駆逐艦の子達に手ぇ出さないからぁあああああ!!」
提督「当たり前だ馬鹿野郎!!!」

提督「ああ、それとな長門。そのケツに刺さってるブツだが」
長門「外してくれるのか!!」
提督「ああ。長月から聞いたんだがな。その単装砲、遠征から帰って来たばかりで弾が入ってるんだそうだ」
長門「う、うん」

提督「そしてこの大量に余ったダメコンと14cm単装砲。どうせ金払えば手に入るし倉庫圧迫してたから廃棄しようと思ってたんだよね」

長門「…………………………提督……まさか」

提督「お前のケツに単装砲をぶっ刺して発射。幾らお前でも内側からの衝撃で即轟沈だがダメコン付けておけば沈む事はないだろう。反省がてら10回程死んで来い」
長門「う、うわぁあああああああ!!!! 提督ぅうううううううううう!!!鬼!!悪魔!!人でなしぃいいいいいいいい!!!」
提督「やれ」
明石「はい」カチッ

長門「うぉっはぁああああああああああああああああああああああああああああ/////////」
\ダメコン発動!!/
長門「んぎぃ、んぎもぢいい……もういっかぁい~」(アヘェ
提督「だめだこりゃ」
終わり
元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1444300620/

-長門, 長月