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榛名 加賀 瑞鶴 大井

【加賀・榛名】瑞鶴「もう頭にきた!」【艦これSS】

2016/12/27

瑞鶴「一航戦の加賀!! いつもいつも私を未熟者扱い!」

瑞鶴「さっきの演習だってそう! こっちのタイミングでも間違ってなかったのに――」

瑞鶴「『詰めが甘いわね。実戦だったら海の底よ』」シレッ

瑞鶴「ムカつく! 腹が立つ! すました顔で言われるのが特に!」

瑞鶴「……ま、まあ? 命に関わることだから、そういうアドバイスっぽいのは百歩譲っていいとするわよ」

瑞鶴「でもさ、昼食の時に――」

瑞鶴「『あら、そんなに小食でいいのかしら。もっと食べないと成長できないわよ』」シレッ

瑞鶴「それは違うでしょ!? 絶対あれ胸を見ながら言ってたし!! 私の胸を!! もうただの悪口じゃん!!」

瑞鶴「くっそー、この溜まったイライラをぶつけてやりたい。何かいい方法は……」

瑞鶴「あ、そうだ」ピーン

瑞鶴「せめてもの仕返しに、根も葉もないうわさを流してやれば……」

瑞鶴「我ながら陰湿! でも軽い内容なら大丈夫でしょ!」

瑞鶴「ふっふっふ……見てなさい加賀! 私のウソで、ちょっとだけ困るといいわ!」

加賀「」ブルッ

赤城「どうしました加賀さん?」

加賀「いえ、少し寒気が」

赤城「風邪ですか?」

加賀「本当に、一瞬の寒気ですから」

赤城「油断は禁物ですよ! あとであったかいご飯食べに行きましょう!」

加賀「心遣いありがとうございます」
――一航戦、帰投――
赤城「では、また食堂で!」スタスタ

加賀「はい」

加賀「……自己管理を怠っているわけではないはず」

加賀「でも赤城さんの言う通り、油断は禁物ね」

加賀「念のため薬を処方してもらいましょう」スタスタ
スタスタ

暁「あっ、加賀さん!」

加賀「暁。お疲れ様」

暁「お疲れさま! ……ふふふ、聞いたわよ!」

加賀「?」
暁「加賀さんって、暁のことを尊敬してるらしいじゃない!」

加賀「え?」
暁「師匠と呼ばせてほしいって? もちろんいいわよ!」

暁「ただ人前だとちょっと恥ずかしいから、なるべく二人の時にね!」

加賀「……」

暁「あとファンクラブも作ったらしいわね! 今は何人いるの?」

加賀「……」

暁「あーストップ、やっぱり言わなくていい! 本人が知ることでもないわよね!」

暁「えへへ……これで暁の、大人のレディの魅力が広まってしまうわ」

加賀「……あの、」

暁「今は忙しいから、また今度、レディとは何かを教えてあげるわね」

暁「それじゃ!」スタスタ

加賀「……」

加賀「……一体、何のことなのかしら」スタスタ

加賀「尊敬、師匠……ファンクラブ?」

加賀「尊敬というのはあながち間違ってもいないけれど」

加賀「それは駆逐艦全員に言えること」

加賀「暁だけを特別に支持しているなんてことは……」
スタスタ

龍驤「お、加賀やないか!」

加賀「! ……お疲れ様」

龍驤「お疲れさん! どうや最近の調子は?」

加賀「良好よ」

龍驤「本当か? 変な食事制限とか、運動量を増やしたりして」

龍驤「無理をしとるんやないか?」

加賀「なぜ私がそんなことを」

龍驤「ええ? だって自分……」
龍驤「かなーり太ってきたから、ダイエットしとるんやろ?」

加賀「は?」
龍驤「そりゃ普段、あれだけバクバク食っとったらなぁ」

龍驤「仕方ないとはいえ……」

龍驤「まあ逆に、太らん方がおかしいわな」ウンウン

加賀「ごめんなさい、何のことかしら」

龍驤「おっと、すまんすまん……声を大にして言うことちゃうな」

龍驤「ダイエット云々は、乙女の深刻な問題やからなー」

加賀「いえ、私は別に太って…」

龍驤「分かってる! 分かってるから皆まで言うな!」

加賀「……」

龍驤「まああれやで……世の中にはな」

龍驤「太りたくても太れん奴もおるんやで?」

龍驤「例えばうちや、見てみいこの体型」

龍驤「どこの脂肪もつかず、平坦を貫いとるやろ」

龍驤「悲しいと思わんか?」

加賀「……」

龍驤「……あかんわ、慰めるつもりがこっちが傷ついてしもた」

龍驤「とにかく頑張ろうや、目的は違えどお互いにな」

加賀「……」

龍驤「ほな、また」スタスタ

加賀「……」

加賀「私が、ダイエット?」スタスタ

加賀「そんなのありえないわ、自己管理はきっちり……いえ」

加賀「確かに少し食べ過ぎたり、デザートを別腹に入れたりはしてるけれど」

加賀「その分ちゃんと運動をしているし……」

加賀「暁のことと言い、何故あんな嘘が出回っているのかしら」
スタスタ

熊野「あら、加賀さん」

加賀「……熊野さん」

熊野「お疲れ様です」

加賀「お疲れ様です」

熊野「……あのー……」

熊野「お体の具合は、どうですか?」

加賀「……何のことでしょう」

熊野「えっ。ええっと……だから……」
熊野「お通じ、良くないんでしょう?」ヒソヒソ

加賀「!?」
熊野「もうかれこれ一週間も苦しんでいるとか」

熊野「私も何か力添えができるといいのですけど……知識不足でして」

加賀「……だ」

熊野「だ?」

加賀「誰が?」

加賀「一体誰がそんなことを?」

熊野「誰が……と言われましても、風のうわさですわ」

加賀「私が便秘だと、誰から聞いたんですか」

熊野「え? ええっと……どなただったのかしら……」

熊野「お手洗いの時に、いろいろ話しているのを壁越しに聞いたものですから」

加賀「そうですか、分かりました」スタスタ

熊野「あ、お大事に」

熊野「……苛々が募るのも、無理ないですわね」

熊野「私も気をつけましょう」スタスタ

加賀「暁のこと、ダイエットのこと」

加賀「そして今度は……私が便秘?」

加賀「嘘もいいところよ。本当に、誰が流したデマなのかしら」

加賀「必ず突き止めてみせるわ、そして……」
スタスタ

榛名「あ」

加賀「!」

榛名「ちょうどよかったです、加賀さん」

榛名「折り入ってお話が」

加賀「……今度は何ですか」

榛名「今度?」

加賀「こっちの話です。続けて」

榛名「……」

加賀「?」

榛名「あ、あの」
榛名「ここ最近、ずっとムラムラして仕方ないと聞きましたっ!」

加賀「――ッ!?」
加賀「」

榛名「……あれ? 加賀さん?」

加賀「」

榛名「加賀さん、あの」

加賀「……取り乱しました。どうぞ続きを」

榛名「は、はい」

榛名「それで、その……毎晩自分で自分を……」

榛名「……なぐさめても、欲求が収まらず……」ボソッ

榛名「近々、提督を襲おうための計画を企てていると」

加賀「……」

榛名「それだけはやめてください!」

榛名「本当に、どうかそれだけは! 提督に手を出すのだけはやめてほしいんです!」

加賀「……一ついいですか」

榛名「はいっ」

加賀「それは誰から聞いた話ですか」

榛名「えっ? えっと……」

加賀「話だけ聞いて、顔は見ていない?」

榛名「! ど、どうして分かったんですか」

加賀(やはり)

加賀(顔を明かさずに話だけを伝えるやり口……計画的ね)

加賀(でも、もしかしたらそれさえ人伝に聞いたものの可能性もある)

加賀(犯人は……誰? 複数? うわさを流す目的は?)

榛名「あのー」

加賀「……」

榛名(何か考え事をしてる? ……ま、まさか!)

榛名(もうすでに実行へ移す段階で、今から……!)カァァ
ドドドドドドドドド
大井「加賀さぁーーーーん!!!!」
加賀・榛名「っ!?」

加賀「大井さん?」

大井「はぁ……はぁ……やっと見つけましたよ」

大井「あるうわさを耳にしたんですけど、本当なんですか?」

加賀(また……一体いくつあるの)
大井「加賀さんは男性と女性、どっちにも性的興奮を覚えるって」

加賀「」
榛名「ええっ!?」

大井「本当に女性もイケるんなら、忠告しておかなくてはなりません」

大井「北上さんにそういう目的で言い寄るのはやめてくださいね? 私の大切な親友なんですよ」

大井「親友には真っ当な道に進んでもらい……あっ」

大井「だ、だからと言って、加賀さんが真っ当じゃないって言ってるわけじゃなくて」

榛名(……女性もイケる?)

榛名(加賀さんは今、ムラムラしてる)

榛名(女性もイケる……つまり)

榛名(女性を襲うこともあり得る!?)

加賀「……」

榛名「か、加賀さん!」

榛名「榛名は大丈夫です! 間に合ってますから! だから襲うのだけは……!」

大井「襲う?」

榛名「大井さん! 実は……」ヒソヒソ

大井「なっ、ムラムラしてる!?」

加賀「……」

大井「あ、あははは……加賀さん」

大井「えっと……事情は人それぞれありますよね?」

大井「男性も女性も愛すことができるのは、とても素晴らしいことだと思いますよ」

加賀「……」

大井「でも、相手の事情のことも考えてほしいというか」

大井「誰彼かまわず襲うのは……」

大井「あ、そうだわ! 提督と加賀さんをくっつけてあげます!」

榛名「え!?」

大井「ほら、提督って、よく見るといい男性じゃないですか?」

榛名「それはダメです! 提督には金剛お姉様が…」
加賀「……さすがに……」ボソッ
大井・榛名「え?」
加賀「さ す が に 頭 に 来 ま し た」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
大井・榛名「!?!?!?!?!?!?!?」ガタガタガタガタ

加賀「大井さん?」

大井「は、はひ!?」

加賀「そのうわさ、誰から聞いたんですか」

大井「え、あの……その……顔は見てなくて」

加賀「本当に?」

大井「は、はい!」

大井「あ、でも声の主は分かると思います」

加賀「!」

大井「ワザとらしく声を変えてたけど、たぶんあれは……」
スタスタ

瑞鶴「ふー、こんなもんかなぁ」

瑞鶴「なるべく姿を見せないようにするのは大変だったけど」

瑞鶴「あとは影からこっそり様子を見て……困ってる姿を楽しんでやる」クスクス

加賀「もうすでに楽しそうね」

瑞鶴「そりゃ楽しいわよ! あいつのすました顔が困り顔になると思うと…」

瑞鶴「!?」

加賀「そうね、これ以上ないくらい困らせてもらったわ」

瑞鶴(やばっ!!)スタタッ

加賀「逃がさないわよ」ガシッ

瑞鶴(ひぃぃぃぃぃ!?)

加賀「根も葉もないうわさを流していたのは、あなただったのね」

瑞鶴「な、何のことかな?」

加賀「とぼける気?」ガシッ

瑞鶴「いたたたた!? 間接キメるのはやめてっ!」

瑞鶴「そうよ! 私が全部うわさを流したのよ!」

加賀「どうしてそんなことを」

瑞鶴「私の勝手でしょ」

加賀「……そう」

加賀「別に理由はどうでもいいのだけれど、せめて謝罪の一つはして欲しいわね」

瑞鶴「……」

加賀「早く」

瑞鶴「……」プイッ

加賀(……ちっとも反省してないわね)

加賀(悪いことをした自覚がないのかしら)

加賀(ここでまた力を振るって、強引に謝らせることもできるけれど)

加賀(それだとまた再犯する可能性があるわ)

加賀(もう二度とこんなことをさせず、反省もさせる方法……)

加賀「……!」ピーン

加賀(そうね……散々困らせてくれたのだから)

加賀(これくらいやってもいいわよね)
加賀「瑞鶴」

瑞鶴「……」

加賀「実は、あなたに今まで黙っていたことがあるの」

加賀「というより、この事実はまだ誰にも打ち明けていないわ」

瑞鶴「……?」

加賀「実はね……」
加賀「実は私、バイセクシャルなの」

瑞鶴「……!?」
瑞鶴「は?」

加賀「どちらかというと、女の子の方がいいわ」

瑞鶴「じょ、冗談でしょ?」

加賀「好みを言うなら、性格は少し強気で」

瑞鶴「……冗談、よね……?」

加賀「そのくせ胸は出張せずに控えめ」

加賀「あと、ツインテールなんていいわね」

瑞鶴(!? そ、それってもしかして私……)

加賀「ねえ、瑞鶴」

瑞鶴「!」

加賀「前々から思ってたのよ。あなた、凄く可愛い」

瑞鶴「!?!?!?」ゾクッ

加賀「普段はキツイことを言ってしまうけれど」

加賀「それは愛情の裏返しだから」

瑞鶴「……あ……あの……」

加賀「怯えた顔も可愛いわね」

加賀「今すぐ襲ってしまいたいくらい」

瑞鶴「え、えと、あの、その」ガタガタガタ

加賀「幸いこの通路は、全くと言っていいほど誰も来ないわ」

加賀「どんなに声を出したって誰も気づかない場所よ」

瑞鶴「……う、うう……」

加賀「ねえ瑞鶴、お願いがあるの」

加賀「私と……」
瑞鶴「グスッ……ご、ごめんなさい……」ポロポロ
加賀(……やり過ぎたかしら)

瑞鶴「ヒック……私が悪かったから……もうやめて……」

瑞鶴「何でもするから……襲うのだけは……っ」

加賀「……そう」

加賀「じゃあ、なぜあんなうわさを広めたのか、教えてくれるかしら」

瑞鶴「あ、あれは……」

瑞鶴「いつも色々、厳しいこと言われて、悔しくて」

瑞鶴「演習とか実践のことだけじゃなくて、胸のことも言われて……こうなったら仕返ししてやろうと思って……」

加賀「胸?」

瑞鶴「『もっと食べないと成長できない』って……私の胸を見ながら言ってたじゃない……」

加賀「……瑞鶴」

加賀「それは被害妄想よ」

瑞鶴「え……?」

加賀「まずあなたの胸は見ていないし」

加賀「成長できないというのは、実戦で成果を上げることができないということ」

加賀「沢山食べて栄養を確保し、体力をつけないと駄目でしょう……それなのに」

加賀「近頃のあなたは、やたら小食で、駆逐艦と同じくらいの量しかとっていなかった」

瑞鶴「……じゃあ……私のことをバカにしたりは……」

加賀「あなたをバカにして何になるの」

瑞鶴「そ、そうなんだ……てっきり……」

加賀「どうやら誤解は解けたようね」

瑞鶴「……あの……」

加賀「?」

瑞鶴「ごめんなさい」ペコリ

瑞鶴「私が勝手に勘違いしたせいで、迷惑をかけちゃって……」

加賀「……いいのよ」ポン

瑞鶴「!」

加賀「私も、少しキツく言い過ぎてたのかもしれない」ナデナデ

加賀「これからはもっと、言葉に気をつけるわね」ナデナデ

瑞鶴「……うん」

瑞鶴「あの……それで……」

加賀「?」

瑞鶴「襲う気は……もう無い……?」

加賀「ああ、そのこと」
加賀「安心して、冗談だから」

瑞鶴「……は?」
瑞鶴「冗談って……はあっ!?」

加賀「まさかあなたを泣かせてしまうとは思わなかったけれど」

瑞鶴「全部、ウソ?」

加賀「ええ」

瑞鶴「今にもキスされそうな勢いだったけど」

加賀「それくらい本気でやらないと、相手は騙せないから」

瑞鶴「ふ、ふ、……ふざけるなぁ!!」

瑞鶴「めちゃくちゃ怖かったんだからね!? 覚悟を決めかけたのよ!!」

加賀「ごめんなさい、でもあなたも悪いのよ」

加賀「まだ広めたうわさは出回っているし」

瑞鶴「うっ」

加賀「さらには尾ヒレがついて、内容がもっと悪化してるかも」

瑞鶴「……わ、分かったわよ」

瑞鶴「今から艦娘たちの誤解を解きに回ればいいんでしょ?」

加賀「話が早くて助かるわ」

瑞鶴「はぁ……めんどくさいなぁ……」

加賀「大淀さんに頼んで放送してもらう手もあるけれど」

瑞鶴「そんな公開処刑はイヤ! まだ何も知らない艦娘だっているかもしれないのに!」
スタスタスタ
青葉「……なるほど」

青葉「青葉、知らないうわさの出所が分かってスッキリです!」

青葉「にしても、めったに見れない場面に遭遇してしまいました……これをどう料理したものか」

青葉「うーん……まあ……」

青葉「たまには、ほんわかしたのもいいかなぁ?」
――後日――
加賀「あれからすっかり誤解も解けて」

加賀「今日は快晴、演習日和」

加賀「そして演習後には、間宮さんの特製アイス」

加賀「……さすがに気分が高揚します」

スタスタ

赤城「あ、加賀さん」

加賀「赤城さん、おはようございます」

赤城「……ふふっ、よかったですね!」ニコニコ

加賀「え?」

赤城「これからは2人の連携に、もっと期待しちゃいますよ!」スタスタ

加賀「……2人の、連携?」

スタスタ

瑞鶴「うーん、今日はいい天気!」

瑞鶴「こんな日こそ、いっぱい体を動かさないとね!」

スタスタ

翔鶴「あら瑞鶴」

瑞鶴「おはよー翔鶴姉!」

翔鶴「……瑞鶴、私、嬉しいわ」ニコニコ

瑞鶴「え? なになに、何か良いことあったの?」

翔鶴「ええ。加賀さんとの仲、良くなったんですってね」

瑞鶴「へ?」

翔鶴「鎮守府の新聞、見てないの?」

翔鶴「2人の良い写真が大きく掲載されてるわよ」

瑞鶴「……な、何それ」
スタタタッ

瑞鶴「あった! 今日の新ぶ……ん……」
『祝! 加賀と瑞鶴、仲良しに!』

『右、頭を撫でる加賀。左、頭を撫でられる瑞鶴』

『これからの2人に乞うご期待!』
瑞鶴「……な……なな……!」カァァ

加賀「何ですか、この記事は」

瑞鶴「!」
提督「お、話題の2人が揃ってるな」

瑞鶴「!? ち、違うわよ! 私は別に!」

提督「まあまあ、そんなに恥ずかしがらなくても」

瑞鶴「違うったら!!」

加賀「……そうね、これはデマですから」

提督「でも写真もあるし」

加賀「この写真は……あれです」

加賀「私が手に思い切り力を入れて、この子を泣かせている図です」

提督「どんな図!?」

瑞鶴「ちょっと! それだとまるで私が弱いみたいじゃない!?」

加賀「事実、私より実力は下よね」

瑞鶴「ぐっ……い、言い返せない……でも!」

瑞鶴「見てなさいよ! きっといつか追い抜いてやるんだから!!」

加賀「私も成長しているから、それは無理ね」

瑞鶴「へー! 言ったわね?」
青葉「……あれー、思ってた反応と違うなぁ」

青葉「でもまあ」

青葉「何だかんだ、仲はいいですよね?」
瑞鶴「さっそく勝負! 演習場に行くわよ!」

加賀「望むところよ」

END
こんな時間になってた…寝ます
見てくださってありがとうございます、依頼は今日中に出します
元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1456846226/

-榛名, 加賀, 瑞鶴, 大井